 history
モナコやカプリといったヨーロッパのリゾート地で最もみかけるキャンバススニーカーといっても過言ではない存在、それがスペルガの「2750」である。ベーシックで洗練された雰囲気のデザインが、セレブリティを始めとした幅広い層から愛されてきたが、このモデルを展開するスペルガ社の歴史は、今から100年ほど前の1911年に、ウォルター・マーティニー社が設立されたことまで遡る。
同社は当初タイヤ等をメインに取り扱っていたが、1925年、SUPERGAブランドのゴム底靴を発表。さらに1934年に入ると、すでに展開していたテニスシューズに加え、バスケットボール、ヨット、体操といったカテゴリーのスポーツシューズを発表し、その名声はイタリアのみならず、ヨーロッパ中に知れ渡ることとなった。
1951年にはイタリアが誇るタイヤメーカーのPIRELLI(ピレリ)社の傘下に入ると、業績は急成長。1952年には200万足であった生産数が、1975年には1200万足にまで増加している。さらに1975年からはスポーツウェアの展開も開始し、スポーツの総合ブランドとして確固たるポジショニングを築くことに成功。‘70年代から’80年代にかけて活躍した、当時のトップテニスプレーヤーであるアドリアーノ・パナッタ(イタリア)やディック・ストックトンのシグネチャーシューズもリリースされていた。
1993年に商標権者がPIRELLIからイタリアのSo.PA.Fグループに移り、2004年にはスポーツウェアで有名なKAPPAなどを手掛けるベーシックネットグループがワールドワイドのライセンス権を取得すると、スペルガを代表するロングセラーである「2750」を中心としたクラシックモデルの展開で、世界中のファッションフリークを魅了することに成功。スワロフスキーを始めとした、様々なインパクトあるコラボレーションが、大きな注目を集めたことは記憶に新しい。
2007年には商標権もベーシックネットグループに移り、同年より日本国内では伊藤忠商事(株)がマスターライセンシーとなり、販売は世界長鰍ェ担当。現在はセレクトショップを中心に、百貨店、スニーカーショップ、ファッションスポーツ店で販売されている。
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一般的にカジュアルシューズのスタイルは、アメリカ、イギリス、イタリアの3種類に分類される。前者2つには、確立した国際的ブランドが複数存在するが、イタリアンスタイルのカジュアルシューズブランドといえば、SUPERGAのみだ。イタリア文化に根付いたブランド、それがコンセプト[PEOPLE'S SHOES OF ITALY]の由来である。
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